年明けて 鐘がなるなり 法隆寺

令和二年走り初め、行ってきました。

走り初め、というほどの距離ではないのだけれど

数ある日本の世界遺産、その第一号「法隆寺」へ行ってきた。

家から20分、片道10kmほど。

世界最古の木造建築の西院伽藍、美しい五重塔をはじめ

シルクロード由来の美しい仏像がてんこ盛り。

拝観料は1500円とやや高め。けどその価値は十分あるよ。

今回、あらためて見てみたかったのは伽藍の回廊、その柱。

「エンタシス」という言葉を聞いたのは中学校の授業だったか。

ギリシャのパルテノン神殿に見られる建築技法が云々、、、

そのパルテノン神殿がアテネに建設されたのが紀元前438年、

マケドニア王国のアレキサンダー大王が多くの人を引き連れて

ペルシャへ遠征したのが紀元前330年頃、

その時アジアに住み着いたギリシャ人が残した文化は

ガンダーラ、中央アジア、北魏、朝鮮半島を経て

西暦650年頃、日本の大和に到達した。この間およそ1000年。うーむ。

いつかこのルートをバイクで辿ってみたいなぁ。

それには北朝鮮、中華人民共和国、新疆ウイグル自治区、アフガニスタン、

イラン、イラク、シリアを通過して、、、

まだまだ当分時代が許してくれないだろうなぁ。

 

パルテノン神殿の柱
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