ヨーロッパから輸送したバイクが日本に帰還したので受け取ってきた。

ロシアのウラジオストクから出発し、ユーラシア大陸を横断したあと
ポルトガルのリスボンから船で日本へ送り返したぼくの
XRV750アフリカツインを先日受け取ってきた。
場所は大阪南港。

外国から送り返したバイクを受取る際の大まかな流れとしては
・1.船が日本に近づくと代行業者からメール等で連絡が来る
・2.代行業者へ諸料金支払う
・3.(レンタカーにてトラックを手配)
・4.税関へ赴き輸入申告し、輸入許可証をもらう
・5.乙仲/フォワーダーの倉庫へ行き、バイクを引き取る
・6.税関へ戻る(税関の判断によっては検査を受ける)
検査に問題なければ無事引取り完了。
4~6は準備を入念に行い朝9時頃からはじめれば当日中にも引取り可。

旅行に使ったオートバイを、ヨーロッパから日本に送り返すと
総額どれくらいの金額になるのか、と聞かれることがあるが、
これは人によってバラつきが大きく、はっきりとした答えはない。

バラつく理由は
・発送する国での作業単価の違い
・梱包サイズ
・梱包から引取りまで、どこまで業者に任せるか
これらが組み合わさると、同じバイクを送ったとしても
総額は3~5倍ほど変わってくるのではないだろうか。

今回ぼくは梱包から引取りまで、
できることはすべて自分で行ったので
以下はほぼ最低価格、これ以上安くあげるのは難しいと思っていい。

欧州側で梱包資材費用(板や釘等資材のみ、作業は自分で)=52ユーロ
欧州側でフォワーダーに支払った金額(送料+海上保険+書類費)=615ユーロ
日本側でフォワーダー等に支払った金額(積降料+保管料+書類費)=39088円

合計 130467円
※1ユーロ=137円(当時のレートで計算)
なお、これに
・(個人的な事情で発生した)保管延長費用3640円
・トラック手配代+燃料+高速道路代金で1万5千円ほど加わり、15万円ほどになる。

次回は自分のバイクを外国へ/外国から輸送する際の詳細を、
USAのロサンゼルスに同じバイクを送ったときのこと、
南米コロンビアからそれを日本に送り返したときのことなどを
織り交ぜながら書きたい。

カテゴリー: World touring/ 海外ツーリング, Seasonal Diary/歳時記 タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です