志摩スペイン村のエントランスの秘密

志摩スペイン村、けっこうスゴい。

施設内の各地にはなにげなくスペインの著名な観光地を模した建物などが建っているのだけど、
宣伝・広告にはそこに触れてないのがもったいない。

先日の記事でエントランスに置かれているドン・キホーテ像に触れたおり、
その記事を書いてるときに気がついたこと。

背後の建物は志摩スペイン村のエントランスの建物だけど
これってスペイン南部の主要都市
「セビーリャ」(セビージャ、セビリア、セビリヤなどとも発音)にある
荘厳な「スペイン広場」を模したものですね。

本国の「スペイン広場」は1929年に建てられたもの。
さして有名でも、歴史ある建物でもないけど
ローマの大理石風?の柱とイスラム風のレンガ&タイル造りの
重厚さと繊細、緻密さを併せ持った「スペイン」を感じさせる建物。

本国の「スペイン広場」は市民や旅行者に無料開放された公園で
地元の学生らがのんびり過ごしてたり、フラメンコショー?をしてたり。

日本のテーマパーク「スペイン村」のエントランスに
有名なアルハンブラ宮殿やガウディのサグラダファミリアではなく
この建物を持ってくるセンスがぼくはけっこう好み。

セビーリャは北アフリカから進入してきたイスラム教徒がつくって栄えた街。
数世紀後のキリスト教徒による「レコンキスタ」により征服され
両方の文化が入り混じる魅力的な街。
闘牛やフラメンコの本場でもある。

セビーリャにはバイクの整備のため数日滞在していたけど、
その時のことはまた別の機会に。

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