志摩スペイン村(パルケエスパーニャ)で¡Hola!

先日の三連休のとある日、三重県にある「志摩スペイン村」、
通称「パルケエスパーニャ」で一日楽しんできました。
※¡Hola!とはスペイン語圏での「やぁ!」にあたる軽いあいさつ。

「志摩スペイン村」エントランスでは
「ドン・キホーテとサンチョパンサ像」がおでむかえ。

これはスペイン本国の首都マドリード、
王宮近くの「スペイン広場」にある像のレプリカかな。

こちらが本国のドンキホーテ&サンチョパンサ像

画像では分かりにくいけど「本国」のはかなり大きく、
巨大なビル群のなかの小さい公園に建ってます。

さて。
フラメンコや闘牛、パエリア、陽気で情熱的な国、
といった言葉で形容されるスペイン。

小さい子供がいる家庭を大切にするレジャー施設が
経営上の方針として、そうしたイメージを掲げるのはまちがいではないけれど、
実際のスペイン本国を知ろうとするとき、
これらのイメージは誤解・混乱をまねきやすいかもしれない。

かつてヨーロッパに君臨し、はるばる日本にまで支配の手を伸ばしてきた
「太陽の沈まない帝国」の歴史は有為転変に満ちあふれている。

キーワードは
「イスラムの支配」「レコンキスタ」「ハプスブルク家」
「対オスマン帝国」「植民地支配」「スペイン内戦」etc。

現在はかろうじて持ち直したとはいえ、いまも財政危機にあえぎ
ギリシャとともに「EUのおちこぼれ」扱いされているスペイン。
(※ちなみにスペイン経済破綻のわけは日本の土地バブルとよく似た構図)

あえて今、この国のたどってきた盛衰を知ることで
現代ヨーロッパが抱える問題とその未来を
僕たちは予測しやすくなるかもしれない…

…なんてコムズカしいことは考えず、
素敵なフラメンコショーを堪能してきました。

カテゴリー: Seasonal Diary/歳時記 タグ: , , , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です