春日大社に初詣。

遅ればせながら、奈良の春日大社に初詣。

春日大社が創建されたのは今年「平成二十八年」から数えて
1248年前の「神護景雲二年」。

草を食む鹿と石灯籠の参道を抜け、丹塗りの鮮やかな「南門」をくぐると
本殿がありますが、今年は20年に一度の「式年造替」で、
四柱の神様は本殿左手の「御仮殿」に移られてました。
(因みに石灯篭の数え方は1基(キ)、神様は1柱(ハシラ)です)

武甕槌命(タケミカズチ)・経津主命(フツヌシ)の神様はそれぞれ
茨城県の鹿島神宮、香取神宮からのご勧請、
同じく天児屋根命(アメノコヤネ)とその比売神(ヒメ)は
東大阪の枚岡神社からのご勧請。
なお、枚岡神社は藤原氏のご先祖さまの「中臣氏」の氏神です

ところで。

平城京に遷都してくるまでこのあたり一帯を支配していたのは「和邇氏」で、当時その氏神であった
春日大社の御神体は本殿の向こうにある「三笠山(御蓋山)」そのもの。

それがいつのまにか遷都とともに藤原氏がゴニョゴニョ…

…きっと1300年も歴史があるといろいろあるのでしょうが、
あまり深く考えず、また不相応な願い事もせず、
身近の大切な人たちの健康に感謝を申し上げ、頭を下げてまいりました。

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