アフリカツイン 欧州向けカタログコピーの翻訳(1/2)

いま、手もとに2000年式アフリカツインのカタログがある。
欧州向けの、英語で書かれているものだ。
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当時の私が手にとって穴が開くほど眺めていた
国内向けのカタログ -モノクロのA4一枚だった- とは大きく違う。
写真の構図や配置、購入意欲をあおるカタログコピー。
日本と欧州でのマーケティングの違いが垣間見えて、おもしろい。

カタログコピーについては
ネット上を見回してみても「訳してみた」、という記事が見あたらなかったので
15年前のカタログを、かなり意訳もあるがいまさらながら翻訳してみる。

-長くなったので2回に分けて掲載することにしました。

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<夢にパワーを>
アフリカツインにまたがること、それは伝説を受け継ぐこと。
オンロード、オフロード、ハイウェイ、沙漠の轍、砂地、山道、ターマック、
どこでも、どこへでも。アフリカツインとなら、あなたの夢はかなう。

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<砂漠より出で、世界を駆ける>
アフリカツインは特別な血統を受け継いでいる。
ダカールに舞い降りたアフリカツインは輝かしい栄光の歴史を積み重ねてきた。
そして長年にわたる改良はアドベンチャーライダーたちの様々な要望に応えてきた。
炸裂するパワー、あらゆる速度での最適なドライバビリティ、優れた装備、
そして素晴らしい乗りやすさ。アフリカツインに弱点は、ない。
最高峰のデザートレースに挑戦してきた経験と、HONDAの誇る研究開発陣の
クロスオーバーが栄光の歴史を作りあげてきたのだ。

<感動のパワー>
アフリカの砂漠を制し、砂丘を縦横に駆け回るために、
どの回転域でもソリッドな手応えのパワーとトルクを生み出す、信頼性の高い742cc水冷4ストロークSOHC52度のVツインを採用。
低回転域でのトルクが非常に強いため、あらゆる状況で最高の柔軟性を発揮する -ゆえにパワー不足は、ありえないだろう。
このエンジンは、過酷な条件下でも素晴らしい耐久性と寿命を誇るうえ、
優れた冷却システムと、デジタル点火・ツインスパークの傑出した電気系統により、
さらに完成度が高められている。
そして23リットルの大容量フューエルタンクは300km以上の遠出を可能とし、
劇的に世界を広げ、他車では夢にすぎなかった遥か彼方まで行くことができるだろう。

(2/2に続く)

カテゴリー: XRV750 Africatwin RD07A パーマリンク

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